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2004.01.03

ある映画作家の旅/ロバート・フラハティ物語

ドキュメンタリーの父と呼ばれ、『極北のナヌーク』『アラン』などの傑作を遺したロバート・フラハティ。本書は、彼の生き方やその映画手法をテーマに語られた、フランシス・フラハティ夫人の講演録。最晩年の小川紳介が翻訳を担当。本文もさることながら、「訳注」が読み応え充分。ひとつの事項について、ときに数ページを裂いて小川紳介の解説が続く。

併録される映画評論家、山根貞男氏の文章「見ること/見せることの度合い――ロバート・フラハティと小川紳介」に、小川紳介がどのような経緯で本書の翻訳に取り組んだかが詳しく解説されている。

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フランシス・H・フラハティ著・小川紳介訳 1994年6月発行(みすず書房)

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