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2004.01.03

小川紳介を語る・あるドキュメンタリー監督の軌跡

目次
◆はじめに/伏屋博雄
◆三十年ほど前に浴びせられた小川紳介の総体が、その後の私たちを決定づけた。/梅田克己 山根誠 上野昂志
◆「圧殺の森」は、運動の内部にいて運動に寄生せず、独自な眼でそれを描いた。/大津幸四郎
◆キャメラの向こう側に身を置いた瞬間、小川紳介は人間であることを止めた。/蓮實重彦
◆「青の会」は、内外さまざまの映画の流れをキャッチし、それに刺激を受けながら私たちがいた。/土本典昭
◆PR映画の中で苦闘していた小川君は、映画作家として背水の陣で「青年の海」に突入していった。/黒木和雄
◆稲や農民の固有性を描くと言うことは、結局それを深く愛するということだ。/鈴木志郎康
◆禁欲的な部分と饒舌な部分が合わさっているところに、小川さんの映画の独特な体質がある。/佐藤真
◆そこにいる人たちと一緒にいたいという気持ちで、ともかくずーっとキャメラを回していた。/田村正毅 聞き手:松本正道
◆あらゆる二元性を乗り越える巨大な渦――小川紳介。/波多野哲朗
◆「どっこい!人間節」は、最初全然キャメラを回せなくて苦労したけど、その時間が大事だった。/奥村祐治 渡辺孝明
◆小川さんは、「1000年刻みの日時計」で、〈縄文〉の自由な精神的時空へと突き抜けた。/内藤正敏
◆小川プロの映画は、平面に退化する欲望と「待つ」ことによって成り立つ〈不足の映像〉である。/鈴木一誌 山根貞男
◆小川さんには、本当に土の匂いのする「楢山節考」をぜひ撮ってもらいたかった。/淀川長治
◆「1000年刻みの日時計」は、牧野村百戸を二百四十年ぶりに再生させてくれた。/木村迪夫 木村シゲ子 山根貞男
◆アジアの風「モンスーン」のようだった小川さんが、僕たちに遺していった課題は多い。/伏屋博雄 景山理 松本正道
◆小川紳介監督略歴〈映画新聞版〉
◆小川紳介と小川プロダクション全作品フィルモグラフィー
◆あとがき/松本正道
◆編集後記

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映画新聞編 1992年10月発行(発行・映画新聞/発売・フィルムアート社)

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