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2004.03.31

コテコテからやっと生還2

コテコテから復帰した甘木です。すでに公開終了から1ヵ月以上も経ってしまいました、アテネ・フランセ文化センターでの<特集 小川プロダクションの軌跡>。コテコテ状態をすり抜け、まだ見ていなかった『三里塚・五月の空 里のかよい路』、『映画作りと村への道』を見ることができました。

思えば2年前の2月、やはりアテネで催された小川プロ全作品上映の時もコテコテで、半分も見られず。上映スケジュールをプリントアウトして、観た作品は蛍光ペンで塗り、塗られていない作品の上映日と時間を意識しながら仕事をする日々が続きました。

次第に映画を観ることと仕事をすることの垣根がだんだん取り払われてきて、別に観ることが義務感につながるわけではなく、うわーこのままじゃ明日見にいけないじゃん、とか、この後2時間半も見たらヤバイな、とか考えることそのものが燃える感じをつくりだす。そのうち、もう時間がないことがわかってくると、なるべく短時間の映画から見ていこう、などと、効率を考え始めてしまっている自分を発見し、一人苦笑したりします。

映画を観るための効率って一体何なのか。しかも、そうまでして見たいものがあって幸せっ、なんて思ったことは一度もありません。ゆったりとして観たいものだなという渇望が残るだけです。結局、それは今回も同じことで、87分と54分だけの小川映画体験にとどまりました。全作品到達まで、まだ先は長いです。

text by Amaki

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