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2005.07.14

更新しました

9カ月間に渡り続いたneoneo坐の特集企画「小川紳介のコスモス~小川プロの仕事」も、ついに第10弾目。今回は「ニッポン国古屋敷村」と並ぶ、小川映画後期の大作「1000年刻みの日時計 牧野村物語」の上映です。過去と現在、フィクションとドキュメンタリーが入り混ざった実験的な構成で見応え充分。小川映画に興味を持つ者なら一度は見ておくべき作品といえるでしょう。

さて、「小川紳介のコスモス~小川プロの仕事」は今回で全作品の上映が完了したことになるのですが、neoneo坐サイトを閲覧しても“これにて終了”の表記が見あたりません。「もしかしたら、まだ何かあるのかも?」。そう期待せずにはいられません。neoneo坐の次回更新を楽しみにしたいと思います。

また、neoneo坐の特集企画が一区切りついたかと思えば、今度はアテネ・フランセ文化センターが嬉しい企画を立ち上げてくれました。「特集 小川紳介と土本典昭」です。8月11日(木)から8月20日(土)にかけて、戦後のドキュメンタリー映画を代表する両巨匠の代表作を17本連続上映する内容。しかも、映画関係者や評論家、研究家のトークも予定されています。neoneo坐、アテネ・フランセ文化センター共に情報は「小川映画全国上映情報」をご覧ください。

text by Ohsaki

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コメント

azamikoさん、管理人の大崎です。
トラックバックありがとうございました。
僕の方は残念ながら24日のneoneo坐は行くことができません
でしたが、小川紳介最晩年のインタビューがあったんですね。
貴重な情報を知りました。感謝です。

投稿: Ohsaki | 2005.07.27 23:31

はじめまして。
拙文、トラックバックで送らせていただきました。
今まで見る機会があったにもかかわらず、観ないできてしまったことをとても後悔しています。アテネフランセの土本さんとの上映願ってもない企画ですね。
なのに、ちょうど後半は旅行の予定で・・・(泣)

投稿: azamiko | 2005.07.27 12:15

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» [映画]『1000年刻みの日時計 牧野村物語』監督:小川紳介 [きびをむく少女の指先傷つきてラムの琥珀酒カリブの海より来たる]
もう、残念としか言いようがありません。どうしてもっと早く観なかったのかと後悔しています。 24日日曜日の15:30からの上映は『1000年刻みの日時計 牧野村物語』の後編で、前編はすでに終わっていました。そればかりではなく、この日で[http://www014.upp.so-net.ne.jp/kato_takanobu/neoneoza/:title=neoneo座]で上映されていた『小川紳介のコスモス〜小川プロの仕事』の全プログラムは終わったようです。この作品が小川プロとしての最後の仕事だった... [続きを読む]

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