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2005.09.23

更新しました

開催まであと2週間と迫った「山形国際ドキュメンタリー映画祭2005」ですが、映画祭のHPに掲載されていたスケジュールを眺めていたら気になる作品を発見しました。10月7日(金)の開会式直後に上映が予定されている『肘折物語』です。じつは以前、小川プロの関係者から同名の作品を小川紳介が遺していると聞いたことがあったからです。

映画祭のHPを検索すると「小川紳介の死により制作が中断した『肘折物語』は、オープニングで特別上映する。」の記述。そこで開催直前で多忙を極めているに違いないと恐縮しつつも、映画祭の事務局に問い合わせてみました。結果、やはり最晩年の小川紳介が深く関係したフィルムに間違いないとの回答をいただきました。

撮影されたのは1990年。撮影現場は村内に肘折温泉を含む、山形県大蔵村とのこと。ただし、『肘折物語』を完成された“作品”と理解するのは間違いなのだとも。きちんと完成された作品ではなく、あくまで次回作を構想する過程で生み出されたテストフィルムなのだそうです。撮影についてもこの映画から参加することになった若いスタッフを鍛えるための現場という意味合いが濃かったようです。

とはいえ、わずかに20分間ほどのフィルムだそうですが、小川紳介が後進に何を託そうとしたのか、その断片でもうかがい知ることができるのではないかと期待せずにはいられません。情報は「小川映画全国上映情報」をご覧下さい。

text by Ohsaki

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