2004.01.07

は行

伏屋博雄(ふせや・ひろお)

1944年岐阜県生まれ。1968年小川紳介が主宰する小川プロに参加。製作部として6本の三里塚シリーズに関わる。1974年プロデューサーに抜擢され、『どっこい!人間節』を製作。1975年以降山形県上山市を拠点に、『ニッポン国・古屋敷村』や『1000年刻みの日時計』を始め、10作品をプロデュース。

1992年小川紳介の死去に伴い、翌年有限会社ネットワーク・フィルムズを設立。同年山形映画祭アジア部門のコーディネーターを担当。プロデュース作品としては、『風の記憶』 『杣人物語』(以上、河瀬直美)と『水の記憶―羽田私景』(瀬々敬久)等がある。95年日本映画ペンクラブより功労賞を受賞。

一方、アジアにも関心をもち、配給作品には『北京バスターズ』(張元、中国)や『ベジャライ』(スティーブン・テオ、マレーシア)がある。1999年より社の通名をビジュアルトラックスとする。読売テレビの依頼を受け、2001年2月より2年半ドキュメンタリー映画のメルマガ「neo」の編集長を担当。2003年11月より自力で「neoneo」の配信を開始した。

2003年のプロデュース作品は『ニュータウン物語』(本田孝義)、『土本典昭 ニューヨークの旅』(藤原敏史)。続いて『原一男』(仮題、藤原敏史)に取り組んでいる。また、土本典昭の映画術をトークを軸に長期撮影中である。

【上記のテキストは、ドキュメンタリー映画の最前線メールマガジンneoneoのHPより引用しました】

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